大会結果

2015 北斗旗全日本空道無差別・ジュニア選手権西日本予選・第54回大道塾西日本交流試合

日時2015年09月27日(日)
会場大阪府立体育会館
第54回大道塾西日本流試合

一般青・黄帯の部
優勝
寺阪翼(北河内)

 

2015北斗旗全日本空道無差別選手権 西日本選 女子 予選

優勝
神山育未(日進)

 

無差別予選

優勝
辻野浩平(岸和田)
準優勝
寺口法秀(大阪南)
3位
杉浦宗憲(日進)
4位
羽島俊洋(関西)
5位
小芝裕也(岸和田)

 

2015全日本空道ジュニア選手権西日本地予選


U11女子(34Kg以下)

優勝
末藤寧々(北河内)
準優勝
渡邊陽奈(豊川)

U11男子(34Kg未満)
優勝
味香裕之(四日市
準優勝
辻坂佳汰(四日市
3位
堀野隼汰(四日市
4位
坂口美騎(名張

U11男子(34Kg以上44Kg未満)
勝利者
東野陽太(名張)

U13女子(44Kg未満)
優勝
赤塚央幸(四日市)

U13男子(44Kg未満)
優勝
今井健太郎(四日市)
準優勝
稲垣優晴(四日市)

U13男子(44Kg以上55Kg以下)
優勝
堤大河(四日市)

U13・U16女子(39Kg以上49未満)
勝利者
清水優里(四日市)

U16女子(45Kg以上55Kg未満)
勝利者
小瀬古実優(名張)

U16男子(50Kg未満)
優勝
榊原幸之助(四日市)

U16男子(50Kg以上65Kg未満)
優勝
曽山智輝(岸和田)

U19女子(220未満)
優勝
山本瀬奈(日進 豊田大谷)

U19男子(220未満)
優勝
田中大貴(名張)

U19男子(220以上230未満)
優勝
曽山遼太(岸和田)

U19男子(230以上240未満)
優勝
梅村一輝(日進 豊田大谷)

U19男子(240以上)
優勝
小松原脩(大阪南)

 

大会レポート

今回久しぶりに大阪府立体育館で西日本大会を行い、ジュニアではU11、U13、U19、全体で約80試合が行われました。毎大会ごとにレベルが上がるジュニア。一般部では打撃・組み・寝技と3つの思考で戦う選手がまだまだ多い中、現在のジュニア達は3つの技術を一の思考で「空道」と捉えているので打撃からの組、投げの連携は一般部に勝るのではないかと思うほどのスピード感があり、試合展開に目が離せない試合が多かったように思います。技の完成度はまだまだですが、この空道世代のジュニア達が全日本、世界を相手に活躍することは間違いないと感じました。

一般女子の予選では、神山育美(日進)が伸びのある打撃で渡邉富紀恵(神戸)、山内葵(関西)を下して全日本出場権を手にしました。

無差別予選

Aブロック

新鋭、小柴裕也(岸和田)、柏幸樹(日進)と勢いのある若手を気迫で抑えた羽島俊洋(関西)が勝ち抜き、ブロック代表に。

Bブロック

このブロックは新しい若手の顔ぶれが見られ、ベテラン小瀬古重樹(名張)がどう若手を迎え撃つかと言う組み合わせ。坂口真一(岸和田)、三村耕佑(北河内)と勢いのある打撃を放つ選手の中で頭一つ飛びぬけていた寺口法秀(大阪南)が躍動感のある打撃でブロック代表となりました

Cブロック

-250ブロックでは西日本ではお馴染みの顔ぶれ。それゆえに互いに手の内を知っている選手たち。今大会、一番沸いたのはこのブロックかもしれません。突進型の永野貴嗣(関西)を杉浦宗憲(日進)が鋭い膝で迎撃。野田洋一(関西)と市川忠樹(北河内)の試合は野田の走り込み頭突きが市川に強烈に入るも、開始合図よりも早いタイミングだったとして反則に。しかし先手で常に仕掛けていた野田が試合を制した。

杉浦と野田でブロック代表をかけて戦った試合は接戦だったが杉浦が打撃のポイントで勝利となりました。
Dブロック 260+ブロックではビジネスマンクラスの全日本優勝者、岩崎時典(岸和田)が参戦。豊田将希(北河内)に惜しくも敗れたがビジネスマンクラスの可能性を広げる試合でした。世界大会日本代表の辻野浩平(岸和田)は永井淳司(北河内)、豊田にパンチのコンビネーションを的確に当て、ブロック代表を獲得となりました。

決勝戦 寺口法秀(大阪南)と辻野浩平(岸和田)という、まさに無差別の試合。最初は寺口が勢いよく打撃をしかけ、タイミングのよい金的を当てるが、辻野の安定感のある試合運びの前に失速。日本代表の貫禄を見せ、辻野浩平が西日本を制しました。

内容としては見ごたえがありました。選手たちは更に強くなるため、勝利に対する執念を持って戦ってほしい、何が何でも勝利してやるという思いが、必ず選手として良い結果を生み出してくれるものだと思います。今大会ではシニアはありませんでしたが、出場希望者が多数いました。次回は試合を組もうと思います。色帯交流試合は参加者に尋ねるとルールがあまり細かく制約されるほうが難しいという意見がありました。もう少し緩和したルールを検討してみてもいいかもしれません。色帯交流戦に力を入れ、若手を育成するのも重要課題だと考え、今後取り組んでいきたいと思います。

関西本部 責任者 辻村元伸