大会結果

第80回国民スポーツ大会・空道競技・関東地区予選&第14回関東地区空道交流大会

日時2026年03月15日
会場雑司ヶ谷体育館

第80回国民スポーツ大会・空道競技・関東地区予選 結果

(氏名 / 所属空道協会 / 所属道場)

U12女子37㎏以下

優勝 髙橋ひまり 茨城県 水戸市 大道塾水戸同好会

U12男子37kg以下

優勝 早川斗騎 東京都 新宿区 大道塾新宿西支部
準優勝 大森 奏 東京都 豊島区 大道塾総本部
第3位 吉田 真風 東京都 豊島区 大道塾総本部
第4位 佐藤 獅 東京都 豊島区 大道塾総本部

U12男子47kg以下

優勝 プラシーズラファエル 東京都 新宿区 大道塾新宿西支部
準優勝 根本 理来 東京都 新宿区 大道塾新宿西支部

U14女子42kg以下

優勝 石田 和 新潟県 新発田市 大道塾新発田支部

U14女子52kg以下

優勝 後藤 杏 東京都 豊島区 大道塾総本部

U14女子52kg超

優勝 大西 寿咲 神奈川県 横須賀市 大道塾横須賀支部

U14男子42kg以下

優勝 平林 己知 東京都 新宿区 大道塾新宿西支部
準優勝 内田 悟 長野県 佐久市 大道塾長野佐久道場

U14男子52kg以下

優勝 大出成太郎 埼玉県 草加市 大道塾草加支部
準優勝 吉見 奏翔 東京都 豊島区 大道塾総本部

U14男子52kg超

優勝 佐久間 晴空 新潟県 新発田市 大道塾新発田支部
準優勝 加藤 心波 茨城県 日立市 大道塾日立支部

U14参考試合

優勝 大西 寿咲 神奈川県 横須賀市 大道塾横須賀支部

U16女子53kg以下

優勝 伊関 響花 新潟県 新発田市 大道塾新宿西支部
準優勝 石田 杏実 新潟県 新発田市 大道塾新発田支部

U16男子58kg以下

優勝 藤代 天 新潟県 長岡市 大道塾長岡支部
準優勝 遠藤 尚 新潟県 長岡市 大道塾長岡支部

U16男子68kg以下

優勝 柴川 健斗 東京都 江戸川区 大道塾小岩支部

U18女子-225

優勝 長谷川 愛生 新潟県 長岡市 大道塾長岡支部

U18男子-230

優勝 藤代 秦 新潟県 長岡市 大道塾長岡支部

女子-225

優勝 横山 香織 東京都 豊島区 大道塾総本部

男子-230

優勝 今村 将崇 東京都 豊島区 大道塾総本部
準優勝 小松 慎 新潟県 新潟市 大道塾新潟支部

男子-240

優勝 宮沢 琉伊 東京都 北区 大道塾東京北支部
準優勝 吉澤 成彰 千葉県 市川市 大道塾行徳支部
第3位 柴田 光一郎 東京都 江戸川区 大道塾小岩支部
第4位 戸松 裕哉 神奈川県 横浜市 大道塾横浜北支部

男子-250

優勝 佐藤 裕太 神奈川県 横浜市 大道塾横浜北支部
準優勝 並木 仁也 東京都 千代田区 大道塾御茶ノ水支部
第3位 山田 崇太郎 東京都 中央区 パンダジム
第4位 芹澤 宗丸 東京都 中野区 大道塾東中野支部

男子-260

優勝 林 洸聖 長野県 小諸市 大道塾長野佐久道場
準優勝 水村 健太郎 東京都 豊島区 大道塾総本部

男子260+

優勝 吉永 柊晴 東京都 大田区 大道塾大田支部

第14回関東地区交流大会 結果 新人戦

(氏名 / 所属空道協会 / 所属道場)

U8混合

優勝 溝渕飛鳥 東京都 新宿区 大道塾新宿西支部
準優勝 嶋田研吾 東京都 豊島区 大道塾総本部
新人戦

U10混合

優勝 鎌田樹 新潟県 柏崎市 大道塾長岡支部
準優勝 西川永真 東京都 豊島区 大道塾総本部

U9男子

優勝 内藤璃大 東京都 新宿区 大道塾新宿西支部
準優勝 氏家豪心 東京都 新宿区 大道塾新宿西支部

U10男子

優勝 白鳥詠大 長野県 佐久市 大道塾長野佐久道場
準優勝 坂本圭都 東京都 豊島区 大道塾総本部

U11混合

優勝 田中瑠 東京都 豊島区 大道塾総本部
準優勝 平林刻 東京都 豊島区 大道塾総本部

U12男子

優勝 山田葉宇 東京都 大田区 大道塾大田支部
準優勝 忍春樹 茨城県 つくば市 大道塾つくば同好会

U14男子

優勝 小渡博貴 神奈川県 川崎市 大道塾新ゆり支部
準優勝 阿部謙心 茨城県 日立市 大道塾日立支部

U15男子

優勝 アルシュマン・リアズ 東京都 豊島区 大道塾総本部
準優勝 坂従太一 東京都 新宿区 大道塾新宿西支部

U16男子

優勝 芝川健斗 東京都 江戸川区 大道塾小岩支部

U18男子

優勝 中村星児 長野県 小諸市 大道塾長野佐久道場

シニア新人戦

優勝 西川恭央 東京都 豊島区 大道塾総本部

シニア軽量

優勝 南郷竜一 東京都 江戸川区 大道塾小岩支部
準優勝 藤田貴章 東京都 豊島区 大道塾総本部

シニア軽中量

優勝 柊嘉実 東京都 八王子市 大道塾高尾支部
準優勝 山本隆人 神奈川県 横浜市 大道塾横浜北支部
第3位 吉見 和也 東京都 三鷹市 大道塾吉祥寺支部
第4位 柏木 俊祐 東京都 三鷹市 大道塾三鷹道場

シニア中量

優勝 新幡昭男 東京都 大田区 大道塾大田支部
準優勝 嶋田昌弘 千葉県 成田市 大道塾成田支部
第3位 鈴木賀久 神奈川県 横須賀市 大道塾横須賀支部
第4位 吉永直樹 東京都 大田区 大道塾大田支部

シニア軽重量

優勝 川上 順平 東京都 豊島区 大道塾総本部
準優勝 谷田川 高志 千葉県 香取市 大道塾香取同好会

シニア重量

優勝 小笠原 優貴 神奈川県 川崎市 大道塾新ゆり支部
準優勝 安田 卓矢 茨城県 水戸市 大道塾水戸同好会

シニア超重量

優勝 栗田 文穂 神奈川県 川崎市 大道塾新ゆり支部
準優勝 鳥海 尊樹 東京都 豊島区 大道塾総本部

一般女子

優勝 青野 まりえ 東京都 三鷹市 大道塾吉祥寺支部

一般男子新人戦

優勝 谷 和樹 東京都 練馬区 大道塾練馬支部

一般男子軽量

優勝 陶 博威 東京都 三鷹市 大道塾吉祥寺支部
準優勝 鈴江 陽一郎 東京都 三鷹市 大道塾吉祥寺支部

一般男子重量

優勝 佐川 洋介 千葉県 香取市 大道塾香取同好会
準優勝 佐川 陽人 千葉県 香取市 大道塾香取同好会

大会リポート

かつての国民体育大会(通称:コクタイ)、名称が改められ「国民スポーツ大会」となった大会は、いわばオリンピックの国内版。野球からサッカー、バスケットボール、バレーボール、体操、ボクシング、レスリング、柔道、空手……と日本スポーツ協会~各地域自治体のスポーツ協会に加盟している社会的に認められたスポーツ競技において、全国各地域の代表選手が、その年の開催県に同時期に集まり、それぞれの競技における日本一の座を争うイベントである。第80回大会となる今年は「青の煌めき あおもり国スポ」として青森県にて開催される、そんな国スポにおいて、ついに空道が実施種目となった(5月31日、デモンストレーション競技)。かねてから「社会体育」のポリシーを標榜してきた空道競技にとって、ひとつの達成点といえよう。

3月15日、東京都豊島区・雑司ヶ谷体育館にて行われた、その関東地区予選。この日の大会エントリー者数は、交流大会(国スポ予選とは別のビギナー部門)のジュニアクラス、シニアクラス等も合わせると170名ほど。ワンデーでこれだけの出場者の試合が行われると、ずさんな進行をしていたら運営サイドも出場者もヘロヘロになってしまうのだろうが「審判団が手慣れたジャッジメントを行い協議などの時間を要さない」「午前・午後の部分けで出場者の拘束時間を減らす」「手際よいプリンター操作で賞状の名入れを閉会式に間に合わせる」……などなどにて、円滑に夕方までに試合をサバき切った。

1点、気になった点を挙げるなら、進行を早めたくとも、試合後、判定~退場までヘッドギアを外すことを許さないのは、それにより時短に繋がるというメリット以上に、デメリットが大きいかも? と。

もちろん、武道を嗜むうえでの崇高な目的は、技を高めることを媒介として、自己と向き合い、自己の心身を磨くところにあり、経験を積む中で他者へのアピールなぞ求めない心境に至るとしても、競技の入り口に立つ動機に「強いところをみせたい」「相手を倒す・極めるかっこいい姿をみせたい」といった自己顕示欲が含まれていることはごく自然であり、そのニーズを満たす競技内容になっていなければ、競技参入者増にはブレーキを掛けるだろう。試合が終わって「この顔のヤツがあのスゲぇ技を決めたんだ」と観る側に思わせることもなく、誰が誰だか分からないまま、退場していく……当然、動画サイトやマスコミの試合リポートなどにもプラスチック面の姿しか載らないのでは、悟りの胸中に達していない層のモチベーションを上げるのは難しいのではないか。大衆性(観て面白いこと)を維持するうえでも、闘った選手の顔が分かって、パーソナリティーを感じられることは肝要だろう。

大道塾御茶ノ水支部 支部長 朝岡秀樹

 


男子-240クラス決勝。宮沢琉伊(右・大道塾東京北支部)が中段膝蹴りにより吉澤成彰(大道塾行徳支部)に一本勝ち。今大会、特定の道場が優勝を独占せず、多くの道場が入賞を分け合っていた点、競技普及の過程として良き傾向だと感じた

 

男子-250クラス決勝。佐藤 裕太(右・大道塾横浜北支部)が支え釣り込み足からのキメ突きで効果ポイントを挙げ、並木仁也(大道塾御茶ノ水支部)に勝利
 

男子-260クラス決勝。昨年春の全日本で拳を骨折して以来の復帰となった林洸聖(右・大道塾長野佐久道場)が、水村健太郎(大道塾総本部)に右クロスを浴びせる。本戦でも、延長でも両者に旗が2本ずつ挙がる大接戦の末、主審が林の勝利を宣告した。
 

今大会、プロMMA団体で王座に就き、サブミッションレスリング系競技で世界選手権優勝歴をもつ山田崇太郎(パンダジム)が―250クラスに出場し、1回戦はアキレス腱固めで一本勝ち、2回戦も試合巧者の飯田諭(大道塾大宮西支部)の腕を極めて一本勝ち。準決勝で、優勝した佐藤裕太に三日月蹴りを繰り出す(写真)も、寝技を警戒して場外際で闘う佐藤にパンチで効果(1ポイント)を奪われ、敗退。3位入賞。この他、極真空手で世界選手権日本代表となった山本雅樹(ビクトリーカラテスクール)が57歳にして、国スポ予選に出場する(水村健太郎に敗戦)など、様々な競技・所属団体の選手が出場した。空道ルールの体験会セミナーの実施など、組織側(東京都空道協会など)の地道な普及活動の成果と思われる。
 

第80回国民スポーツ大会・空道競技・関東地区予選&第14回関東地区空道交流大会のU18~シニアの入賞者
 

第80回国民スポーツ大会・空道競技・関東地区予選、一般クラスの優勝者。左から横山=18歳、今村=20歳、宮沢=22際、佐藤=22際、林=23歳、吉永=22歳……最年長が23歳! 果たして、この新世代は、5・31本戦で、ベテランの全日本王者たちをも打ち負かすのか? 楽しみ。
 

第80回国民スポーツ大会・空道競技・関東地区予選&第14回関東地区空道交流大会のU8~U16の入賞者