2010北斗旗全日本空道体力別選手権大会
2010北斗旗全日本空道体力別選手権大会

入賞者コメント

女子部 | -230 | -240 | -250 | -260 | 260+

 

女子部

1今回の大会について 2自分の試合内容について 3来年のワールドカップに出場し勝つためにはどういう練習が必要だと思うか

神山歩未(日進支部)

1今回の大会は、大きな節目である世界大会が終わり、世代交代が囁かれる大会として、自分にとっても、また国内の選手にとっても新たにスタートを切る重要な大会だったと思います。
今回の結果は、自分一人の力では決して成し遂げることができないものでした。大会を開催して下さった塾長、事務局長はもちろんのこと、これまで自分の稽古にお付合いくださった日進支部の先輩や塾生の方々をはじめ、強化合宿において、泣いてばかりの自分に対し、根気強くご指導くださったコーチの先輩方、そして、そんな自分を陰ながら支え応援してくださった日進支部少年部のご父兄の方々、なにより今まで自分を励まし、時には叱咤し、背中をおしてくださった家族に、この場をお借りしてお礼を言いたいです。本当に有り難うございました。

2これまで自分は、結果に拘り、緊張し過ぎてガチガチになった状態で試合に臨んできました。そのため、自分の思うような試合ができないことに悩んできました。今回は、大きな怪我をしていたこともあり、結果に拘らず、リラックスして試合を楽しむことを目標に、一戦一戦挑みました。今回の試合を振り返ると、緊張した中でも、ある程度リラックスした状態で試合に臨めたのではないかと思います。

3同じ体格であっても、倍くらい力の強い外国の選手を相手にするには、彼らと同じ稽古をしていては勝てないと思います。自分の場合は、まず基本から、「一突き・一蹴り・ワンステップ」を極めることを重視したいです。次に、日本人ならではの体幹作りと、「緊張を最大限の力にかえることのできる精神力」を鍛える稽古が必要不可欠だと思います。空道を、一スポーツとして取り組むのではなく、武道として捉え、日々の稽古と鍛錬を続けていくことが重要だと思います。

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-230

今回の大会について 2自分の試合内容について 3来年のワールドカップに出場し勝つためにはどういう練習が必要だと思うか

平安孝行(中四国本部)

1今大会、自分は試合で新しい事に挑戦する事は出来ませんでしたが、落ち着いて考えながら試合を進める事が出来ました。試合途中で怪我をしてしまった時も作戦を変更する事で全く問題無く冷静にこなすことが出来ました。しかし、どれもこれも安全策ばかり選んだのはいけなかったのかな、とも思います。

2今大会の全体の感想ですが、選手なので他の選手について物申すのは控えたいと思います。多くの高校生の塾生が大会の手伝いをしていたのを見て嬉しく思いました。

2とりあえず地方では空道のスパー自体、相手もおらずなかなか出来ないし、ほとんど一人で練習をしている感じです。去年、東京での練習に呼んでいただいたのはありがたかったです。ああいった機会がないとワールドカップはお話にならないと正直思います(関東の選手は恵まれていると思います。)。自分は全階級の中で一番才能があると自負しています。がんばります。


近田充(木町教室)

1世界大会があったせいか、主に選手のモチベーションが低かったように感じました。

2試合内容については、勝ちたい一心ででしたのでほとんど記憶にありません。世界大会に出れなかった悔しい気持ちをぶつけました。

3前回の世界大会で、外国人が、投げや極めに対しての技術があまりないように思えた。なので、投げからの極め。それと、変則的な突き蹴りを練習していく必要があると思います。

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1今回の大会について 2自分の試合内容について 3来年のワールドカップに出場し勝つためにはどういう練習が必要だと思うか

榎並博幸(西尾同好会)

1西尾同好会の榎並です。今回の大会は最初に対戦表を見て思ったことはどの階級も予想がつかない大変拮抗した混戦になるだろうと感じました。各階級若手とベテラン対決だけではなく他団体のトップクラスの選手の参戦など、かなり面白い見応えのある試合になるだろうと感じました。特に自分の階級(中量級)は層も厚く全日本入賞者や世界大会出場者、新進気鋭の若手選手とかなりハードな戦いが繰り広げられることは安易に予想がつきました。どの階級も穴がなく誰が勝ち上がってくるのか予想のしにくいハイレベルの試合が多いように感じました。今回の大会を全体的に見る余裕はなく部分的ではありますが女子部、ビジネスマンともレベルの高い内容だと感じました。特に女子部は動きが柔らかく技の出しかたがスムーズで力みがなく見ていて感心しました。ビジネスマンの試合はいつも見ていて思うのですが試合に挑む姿勢が大好きです。今回の大会はレベルの高い内容が多かったようにおもいます。

2正直試合内容はあまり憶えていません。パンチをもらいすぎて記憶が飛んだとかそういうことではないのですが(笑)体の反応を大事にしているので試合前は作戦だとか、こう来たらこう返すというような事は考えず頭の思考は一切無くすようにしていますので細かいところはよく憶えてませんが今回は試合そのものになりきる、自分に集中でき試合中は自分の土俵で戦うこと事が出来たのがよかったように思います。特に相手の動きはよく見ることができました体の反応も良かったように思います。自分ではあまり憶えていなかったので師匠に聞いたところ今回は自分から仕掛けていき相手が動いたところに的確に合わす事が出来たのがよかったと言っていました。要するに相手を動かせることができていたのかな?試合の内容は後日GAORAの放送で確認させて頂きます。押忍

3やはり体力面ではかなり差があると思いますのでそれをどう克服するかがキーポイントではないでしょうか。もちろん練習環境も違いすぎるのでかなり厳しい戦いになることは必至だと思います。今までの練習プラスαで考えていかないと追いつかないと思います。力勝負では分が悪いように思います。今自分の持っている技を徹底的に磨く、今あるものを見直し無駄なものは削り肉付けするところはするみたいな感じで行ったほうが良いような気がします。具体的にこういう練習が良いというのは分かりませんがひとつひとつの技を深く掘り下げた稽古に切り替えるというのが自分の考えです。


田中洋輔(早稲田準支部)

1自分の出場した中量級に関しては、層が厚く誰が決勝に行ってもおかしくなかったと思います。

2決勝の試合では判定で負けてしまったので、もっと積極的に前に出るべきだったと反省しています。自分はもともとアグレッシブなタイプではないので、優勝するためには慎重さを保ちつつ、もっと攻撃の幅を広げることが必要だと感じました。

3去年の世界大会ではロシアの選手と戦いましたが、やはり日頃からある程度フィジカルを鍛えておかないと勝負にならないと思いました。自分は世界大会に向けて特に首を鍛えたおかげで、打撃のダメージが軽減されたのを実感しました。打撃では足を止めて打ち合うのはかなりリスクが高いので、出入りやディフェンスを意識することが重要だと思います。外国人選手の組技、寝技の技術レベルは全体的にそれほど高くないように感じたので基礎からしっかり柔術などの技術を学んでいれば十分優位に立てると思います。来年のワールドカップに出られるかはまだわかりませんが、世界大会や今回の北斗旗の経験を活かして、しっかり結果を残せるように準備しておきたいです。

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1今回の大会について 2自分の試合内容について 3来年のワールドカップに出場し勝つためにはどういう練習が必要だと思うか

勝直光(関西本部)

1
・世界大会の翌年にしては十分に盛り上がった。
・階級によって参加人数・技術レベルの差が大きい。

2ダメージなく、安全に試合することができました。

3
・寝技で確実に効果ポイントを取る練習
・ディフェンスの強化


曳田祐一(北本支部)

1予選とは一味違う北斗旗特有の緊張感を感じました。その中で試合ができることが嬉しかったです。また、審判団・アナウンス部・選手係り等沢山のスタッフの皆様によって大会は成立してるんだと感じ、スタッフの皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。今後もその気持ちを大切にし、試合に臨んでいきたいです。

2周りの方々に支えられて試合に臨めたと思いました。試合前すごく緊張し不安でしたが一緒に出場した北本の先輩方や埼玉から来てくれた先輩方、地元の帯広から大会に来られた先輩方との両支部の方々や関東圏から出場された先輩方に元気付けて頂きました。
試合は、初戦は多少ガチガチでしたがセコンドの声も聞こえ、落ち着いて臨むことができました。二戦目も、初戦同様に落ち着いて臨めました。準決勝は、ちゃんと戦えるか不安になりました。そこでも周りの先輩方から元気付けて頂き、ふっきれることができ、試合は落ち着いて臨めました。 決勝は、負けましたが気持ち的には落ち着いて臨めました。
私は周りの方々に支えられてるんだと言うことを実感し、お世話になった先生と先輩方に感謝の気持ちでいっぱいです。この気持ちを忘れずに、これからも励んでいきます。

3現在は検討中で具体的にはまだ出ていませんが今大まかに思いつくのは、変則的な動きを取り入れ相手を惑わすことです。何をするかはこれから考え、周りの方々に相談し、考えがまとまったら実行します。

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-260

1今回の大会について 2自分の試合内容について 3来年のワールドカップに出場し勝つためにはどういう練習が必要だと思うか

阿部和幸(新潟支部)

1プロ格闘家の中村選手が出場するということで自分もどのような戦いをするのか興味があり余裕があったら見たいと思っていましたが、自分の試合のことで頭がいっぱいでほとんど見れず残念でした。今回試合に臨むにあたり、道場で「昨年よりも良い結果が出せるように頑張ります」と控えめに宣言して試合に臨んで、内容はともかく宣言通り結果を残すことが出来て安心しました。
指導して頂いた山田支部長、組み手の相手や練習台になってくれた道場の皆さん、一緒に試合に出場した戦友の吉田選手、面倒を見てくれたセコンドの二人、ありがとうございました。

2関東予選の4試合と北斗旗本戦の不戦勝を除いた3試合、組み技が得意な選手には打撃で、打撃が得意な選手には組み技でというように、対戦相手の得意な局面ではなるべく勝負しないよう心掛けましたが、逆に自分の長所も出せなくなり、淡々とした試合になってしまいました。 欲をいえばもう少し打撃を多く使えるような展開に持っていくようにしたかった。 今後、試合に出場する機会があれば今回上手くいかなかった部分を修正していきたいと思います。

3体格、身体能力に勝る外国勢に対抗するためには様々なタイプの選手と組み手を行うことが重要であると思う。
例えば自身の階級より上の選手と組み手を行いリーチやパワーに慣れ、軽量級の選手と組み手を行いスピードに慣れておく。 ウエイトトレーニングや柔道で体力の向上を図るのも有効であると考えます。


平田誠一(綾瀬荒川支部)

1私にこんなことを言う資格はありませんが、世界大会の翌年ということもあり、全体的なレベルは低かったのかもしれません。しかし、若手選手の台頭や、吉田道場の中村選手の出場など、それなりに盛り上がった大会だったと思います。ただ、重い階級の出場選手が少なかったことは寂しく思いました。空道(武道)は「観る競技」ではなくて「やる競技」です。今後は、まず地区予選の出場選手を増やしていく努力が望まれます。また、今回、ビジネスマン選抜大会が同時開催されましたが、非常に良い試みだと思いました。幾つになっても晴れ舞台を用意していただけるのは、我々の世代にとっては大変励みになりますし、「社会体育」の理念からも是非定着させていただければと思います。 最後になりますが、大会運営にご尽力いただいた全ての方々に感謝と敬意を表したいと思います。ありがとうございました。

2大会出場時の自分の年齢(43歳11カ月)と、現在の練習環境を考えれば上出来だったと思っています。 第一回世界大会に出場させていただいた頃は、高校で現役の体育の教員をしており、練習環境には事欠きませんでした。しかし、特別支援学校の管理職として勤務する現在、毎日21時、22時までデスクワークに追われ、週2回の支部の練習に参加するだけで精一杯の状態です。練習終了後、職場に逆戻りすることもよくあります。あとは細々とした日々のトレーニングの積み重ねが中心です。 柔道の古賀選手がバルセロナ五輪の直前に大怪我をしたときに「心・技・体のトータルが100%であれば勝てる。」と発想を転換させた話は有名です。例えはおこがましいですが、今回の私もそんな心境で試合に臨みました。年齢や体力の衰えはメンタル面でカバーできる、そんな開き直りが好成績につながったと思っています。課題である打撃技術も、野上先輩(綾瀬・荒川支部)のご指導のもとで、世界大会出場時より確実に進歩しているという自負があります。幾つになっても成長できる空道という競技の可能性を改めて感じている次第です。しかし、決勝では、阿部選手の若さと馬力の前に圧倒されてしまいました。関東予選で敗れているため、当たって砕けろという覚悟で、もっと思い切りいきたかったところですが、延長戦を含めて一日6試合は想像以上に体力を消耗し、最後は身体が全く言うことを聞きませんでした。この日のために、練習に協力していただいた支部の仲間には申し訳ない気持ちでいっぱいです。自分自身としても、不完全燃焼の感は拭えません。

3代表選手や強化選手の選考基準を明確にし、「勝てる選手」を育成することが大切だと思います。そのためには、指導者の先生方には「支部」という概念を捨て、「日本代表」として鍛える視点が要求されます。現在の空道が置かれている選手育成システムを考えると課題は多いと思いますが、第三回世界大会の現状を見る限り、ナショナリズムは不可欠だと思います。

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260+

1今回の大会について 2自分の試合内容について 3来年のワールドカップに出場し勝つためにはどういう練習が必要だと思うか

加藤久輝(安城同好会)

1体育館が良かったし、コートも良かったが着替室が狭いと思った。開会式も長すぎず、全体的な流れが良かったと思う。

1 緊張せず、その時の自分の力を出し切ったので後は技を増して、弱点を直すだけだと思う。

1軸・スピード・力と避ける練習が必要だと思う。


キーナン・マイク(成田支部)

1中村選手が参戦したこともあって、いつも盛り上がっている印象の軽量〜中量はもちろん、超重量級も大いに盛り上がった大会でした。

2一回戦で苦戦しましたが、二回〜準決で徐々にリズムを取り戻し、良い形で決勝まで進めました。決勝では不利な打撃戦で真っ向勝負を挑んでしまったので完敗してしまい、自分と同体格〜大きな相手とどう戦うのか?課題の残る一戦となりました。

3打撃から組技に繋げる練習と、単発ではなく連打の練習をより多くして、なにより自分と同体格〜大きな相手と戦う際の間合いや攻撃のチョイスを常に研究しながら日々の練習に取り組んでいきます。

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