2016北斗旗全日本空道体力別選手権大会/2016全日本空道シニア選抜選手権大会

2016北斗旗全日本空道体力別選手権大会

男子-240クラス
御茶ノ水支部 田中洋輔

今大会の結果

-240クラス優勝

練習について

練習時間は週何回で合計何時間ですか?

週3~4回で9時間前後

練習時間の内訳について教えてください。

走り込み1時間半、打ち込み•反復系1時間半、ミット1時間、フィジカルトレーニング系1時間半、スパー系3時間半

※厳密に分けることは出来ませんがスパーなどは打撃、投げ、寝技をバランス良く行うように意識しています。道場で行っている練習メニューは基本的に全て御茶ノ水支部ブログに載せています。

※時間がとれないときも走り込みもしくはフィジカル系トレーニングは極力削らないようにしています。

大会に臨むにあたり、その他にどのような練習を行いましたか?

組み技系の1人打ち込みをルーチンに入れて行いました。

それらの練習はどんな場面に生かされましたか?

打ち込みを行ったおかげかスパーをあまり行えなかったわりには組みの際の動きがスムーズだったと思います。

それらの練習方法についての反省・改善点はありますか?

自分なりに考えた結果上記のようなメニューになったので、大きな反省点などはありません。

その他試合前に特に気を付けたことがあれば教えてください。

「勝ちたい」ではなく「勝つ」という気持ちを作りました。

試合結果について

試合の結果について、どのように分析しますか? 試合ごとに記入してください。

1試合目 VS渡邊選手
投げ→寝技の流れで狙い通りダメージなくスムーズに本戦を腕十字で勝つことができました。

2試合目 VS山崎選手
相手の組み技のスキをついて、バックマウントから効果をとって本戦で勝つことができました。

3試合目(準決勝) VS魚津選手
延長判定で勝利。最初は相手の強烈なローキックなどで流れが悪かったですが、途中でミドルキックを中心に組み立てる作戦に切り替えて試合のペースをつかむことができました。

4試合目(決勝) VS川下選手
延長判定で勝利。本戦では警戒して相手の反応を見る時間が多くなってしまいました。延長戦に入りある程度の被弾は覚悟し、自分からプレシャーをかけて攻めて行くことを意識し、試合終了間際に組みの流れからパンチで効果を取ることができました。最後は形を気にせずどんな形でも勝つという気持ちを持ったことが結果につながったのだと思います。

どの試合が一番印象に残りましたか?

準決勝の魚津選手との試合です。破壊力のある打撃を持つ本来1階級上のトップ選手ということだけでなく、一時期一緒に練習させてもらった先輩であり、今回大きな覚悟を持って試合に臨んでいることを知っていたので非常にやりづらかったです。

今後の課題について

当面の目標と将来的な目標などを教えて下さい。

海外遠征含め試合に積極的に参加して経験を積み、ワールドカップと世界大会で優勝を目指します。また、タイミングを見てプロ修斗などの試合もまた出てみたいです。空道だけでなく他競技の経験を積みことによって将来的に良き指導者になりたいです。

その他

上記項目以外で意見・感想があれば記入してください。

試合映像についてDVDで販売することと同時に、レベルの高い試合はyoutubeで無料公開して積極的に競技のPRをしたほうが良いのではないかと思います。空道を観るのが好きな人、実際にやってみたいという人が増えて長い目で見ればそちらのほうがより好影響があるのではないかと思います。現在の塾生のモチベーションも上がるかと思います。今のPR不足の状況を歯痒く思っている人も多いかと思います。

ルールの変更が頻繁すぎると思います。特に寝技での制限が増えているように感じますが、もう少し寝技の識者の意見を聞いて決定したほうが良いのではないかと思います。安全性を重視するのは当然大事ですが、中途半端なところを制限するとやるほうも観るほうも困惑するとおもいます。