大会結果

《埼玉、東京、神奈川、茨城》ワンマッチ交流戦全結果

日時2018年10月28日(日)
会場岩槻文化公園体育館

(カッコ内は道場名、段級、年齢)

第1試合《空道ルール、2分本戦延長方式》
・内藤 雅子(横浜北,5級)× 本戦判定0-3 〇 タチアナ・チツァレフ(早稲田,6級)

第2試合《U13ルール》
・齋藤 勇翔(草加,7級,7) × 本戦効果優勢勝ち 〇 太田 斯道(横浜北,3級,10)
※太田にハイキック効果1あり

第3試合《空道ルール、2分1Rのみ》
・藤田 浩司(御茶ノ水,2級,54) × 判定1-2 〇 糸井 陽一(総本部,1級,63)

第4試合《空道ルール、3分本戦延長方式》
・月東 玲真(草加,無級,25) 〇 本戦判定3-0 × 吉本 琢哉(吉祥寺,2級,39)

第5試合《空道ルール、2分本戦延長方式》
・戸谷 誠(練馬,初段,45) × 延長判定0-3 〇 安東 寛崇(早稲田, 7級,24)

第6試合《空道ルール、2分本戦延長方式》
・関川 洋介(日立,4級,38) 〇 本戦判定3-0 × 飯間 一仁(大宮西,6級,40)

第7試合《空道ルール、2分本戦延長方式》
・長沢 彰紀(御茶ノ水,7級,47) × 延長有効優勢勝ち 〇 池田 新波(早稲田,無級,20)
※延長、池田に顔面パンチ有効1あり

第8試合《空道ルール、2分1Rのみ》
・伊藤 勝樹(日立,無級,27) 〇 判定3-0 ×川井 聖一郎(早稲田,無級,20)
※川井に場外警告あり

第9試合《空道ルール、3分本戦延長方式》
・石井 秀樹(横浜北,6級,29) 〇 延長効果優勢勝ち × 森田 智紀(早稲田,無級,19)
※本戦、石井に顔面パンチ効果1、待ての後の攻撃の反則1、
延長、石井に顔面パンチ効果1あり

第10試合《空道ルール、2分1Rのみ》
・小松 慎吾(草加,無級,41) 〇 本戦効果優勢勝ち × 小林 一也(吉祥寺,初段,43)
※小松に顔面パンチ効果3あり

第11試合《U13ルール》
・江川 日笑(大宮西,6級,11) 〇 本戦効果優勢勝ち × 太田 斯道(横浜北,3級,10)
※江川にハイキック効果2あり

第12試合《空道ルール、2分本戦延長方式》
・藤田 浩司(御茶ノ水,2級,54) 〇 本戦効果優勢勝ち × 中川 明(早稲田,8級,21)
※藤田に顔面パンチ効果3あり

第13試合《U16ルールEx.マッチ勝敗なし》
・月東 玲真(草加,無級,25)  勝敗なし  佐藤 裕太(横浜北,初段,14)
※佐藤にハイキック効果1、
月東に認められていない投げによる警告あり

第14試合《空道ルール、2分1Rのみ》
・小川 達仁(日立,無級,38) × 効果優勢勝ち 〇  戸谷 誠(練馬,初段,45)
※戸谷に顔面膝蹴り効果1あり

第15試合《空道ルール、3分本戦延長方式》
・三島 博史(草加,初段,41) 〇 延長判定3-0 × 安東 寛崇(早稲田, 7級,24)

第16試合《空道ルール、2分本戦延長方式》
・糸永 直樹(草加,弐段,49) 〇 延長判定3-0 × 関川 洋介(日立,4級,38)
 

《ベストファイター賞表彰》

【草加支部賞】
・太田 斯道(横浜北)
・長沢 彰紀(御茶ノ水)
・佐藤 裕太(横浜北)

【日立支部賞】
・安東 寛崇(早稲田)

【横浜北支部賞】
・タチアナ・チツァレフ(早稲田)

【浦和支部賞】
・月東 玲真(草加)
・藤田 浩司(御茶ノ水)
 

大会レポート

10/28(日)、年3回恒例のワンマッチ交流戦が、いつものように岩槻文化公園体育館にて、開催されました。以下はそのレポートです。
まず、目立った選手、試合に関して、少々。

・タチアナ選手(早稲田)
掴みあり顔なしフルコンカラテの有段者。内藤選手(横浜北)との対戦では、柔道経験のある相手に組み負けず、課題だった顔面パンチの攻防にも成長の跡を見せ、勝利。
(ベストファイター賞受賞)
一方、内藤選手も急なオファーを受けていただいて感謝します。次回以降、万全な体制での再チャレンジを期待しています。

・太田選手(横浜北)
齋藤選手(草加)との対戦では、体格での優位さを活かしたうまい闘いぶり(=掴んで膝→3秒のブレイク直前に放して蹴り攻撃→またすぐ掴んで膝、、、のループ)を見せ、さすがチャンピオン(東京都下・神奈川県大会U13)と思わせました。
逆に江川選手(大宮西)との対戦では、良いところを見せられなかったけれど、両者の体重差は13kgで。本来なら「試合不成立」とのところ、よくオファーを受けていただきました。感謝します。
(ベストファイター賞受賞)

・糸井選手(総本部)
今年4月の再戦となった藤田選手(御茶ノ水)との闘いでは、見事なカウンターのタックルを決め、華麗な(?)胴回し回転蹴りで場内を沸かせ、と大活躍。判定2-1の僅差なれど、見事な勝利をゲット。63歳の試合勝者は、おそらく大道塾最年長記録かと、、、。

・月東選手(草加)
今年の東京都下・神奈川県大会のシニア-200クラス優勝者で、最近急激にその実力を伸ばしてきている吉本選手(吉祥寺)との対戦では、若さ溢れる積極果敢な攻撃で金星獲得。
また、やったことのないU16ルールでの対戦を受けていただいたことにも感謝します。そこで見事な一本背負い(※U16ルールでは反則)を決めたのはご愛敬でしたね(笑)
(ベストファイター賞受賞)

・安東選手(早稲田)
シニアとは言え、圧倒的に格上となる黒帯2名を相手に奮闘し、一勝一敗。計4Rを闘い抜きました。早稲田の主将として、面目躍如の活躍でした。
(ベストファイター賞受賞)

・長沢選手(御茶ノ水支部)
47歳=長沢選手が、20歳=池田選手を相手に、真っ向勝負の大激闘。本戦は優位に進めたものの、延長で「有効」を奪われ、無念の敗戦。しかし内容は高く評価されました。
(ベストファイター賞受賞)

・小松選手(草加)
体格、リーチに勝る小松選手(無級)が、黒帯の小林選手(吉祥寺)を相手に、遠距離でのジャブ、ストレートを決め続け、効果3を奪うアップセット。

・藤田選手(御茶ノ水)
本日2試合の54歳 藤田選手。1戦目は糸井選手に競り負けたものの、2戦目の中川選手(早稲田)との試合では、そのうっ憤を晴らすかのように鋭い右ストレートを決め続け、効果3で激勝。
(ベストファイター賞受賞)
ちなみに御茶ノ水支部は2名が参戦し、2名ともがベストファイター賞受賞という大活躍でした。

・佐藤選手(横浜北)
顔なしフルコンカラテ黒帯の月東選手(草加)を相手に、長い脚を活かした変幻自在の蹴り技と、ジュニア選手ならではの速いリズムのコンビネーションで圧倒。将来の北斗旗での活躍を期待しています。
(ベストファイター賞受賞)

【総評】
・今回は参加人数が普段よりも少なめでしたが、それでも8道場より26名の選手に集まっていただき、全16試合が行えました。

2011年に「埼玉県交流大会」として始まったこのワンマッチ、「完全に定着したなぁ」、「皆様に受け入れてもらっているなぁ」、と改めて感謝します。

・延長戦まで行っても、「スタミナ切れで手が止まる」といった試合がなかったのは、良かったです。 参加選手がこの試合に向けてしっかりと準備してきた感がありました。(体)

・大会後の講評で能登谷草加支部長から「テクニカルな試合が多かった」と評価していただいたのも、嬉しかったです。

これは毎回の開会の挨拶でも言っていることですが、交流戦はこの試合の勝ち負けが次の大会に直結するもの(例:北斗旗予選)ではないので、目先の勝ち負けにこだわり過ぎることなく、練習してきた技にトライしてほしい、経験を積んでほしいと思います。(技)

・しかしそれでも最後はやっぱり「ハート」ですね。今回、ベストファイター賞の獲得こそなかったものの、特に日立支部各選手の「気持ち」の入った試合ぶりが印象に残りました。(心)

・この交流戦を、修練を積んできた「心技体」の確認の場として、自分自身へのチャレンジの場として、これからも多くの選手、関係者に有効活用していただけるよう、願っております。

最後になりましたが、改めて選手、関係者の皆様、お疲れさまでした。参加協力、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。押忍。

大道塾 浦和/北本/大宮西支部
支部長 渡邉慎二 拝

p.s.
前大会同様、いくつかの試合をyoutubeにアップしてあります。「大道塾 ワンマッチ」等で検索をかければ引っ掛かりますので、お楽しみください。