大会結果

第2回 東京都下・神奈川県 空道選手権大会

日時2016年05月29日(日)
会場日本工学院八王子専門学校 柔道場

【一般部 空道ルール】
  優勝 服部晶洸 (横浜北)
  準優勝 五十嵐健史 (高尾)
  第3位 飯田 諭 (大宮西)

【一般部 格闘ルール】
  優勝:田中龍太郎(行徳)

【一般部 基本ルール】
  勝利者 ウォーレン・カラ (吉祥寺)

【シニア 空道・格闘混合ルール】
  優勝 寺門勝利 (渋谷)
  準優勝 前原聖二 (横浜北)

【U19 -240クラス】
  勝利者 古舘公平 (総本部)

【U19 +240クラス】
  勝利者 斎藤諒太 (横須賀)

【U16 男子の部】
  優勝 藤川興昌 (吉祥寺)
  準優勝 上野真聡 (高尾)

【U16 女子の部】
  優勝 長曽我部優実 (横須賀)

【U13 Aルール 男子 -185クラス】
  優勝 渡邊敬之 (佐久)
  準優勝 林 凌聖 (佐久)

【U13 Aルール 男子 +185クラス】
  優勝 佐藤裕太 (横浜北)
  準優勝 佐々木虎徹 (吉祥寺)

【U13 Aルール 女子の部】
  優勝 佐々木琴里 (吉祥寺)

【U13 Bルール】
  優勝 依田愛華 (佐久)
  準優勝 野口琉生 (吉祥寺)

【U13 Cルール】
  優勝 渡辺康介 (佐久)

 

大会レポート

先の5月29日(日)、開催場所が東京の西の果ての八王子駅から更にバスで15分と大変遠い中(笑)、塾長、事務局長を始め、高橋全国総運営委員長、山田関東地区運営委員長、関東地区、北信越地区の支部長の方々にお出で頂き、上記大会を無事終える事が出来ましたので、ここにご報告致します。

塾長、事務局長、役員、審判団、お手伝い頂いた横浜北支部塾生の皆様、ご協力頂いた日本工学院八王子専門学校柔道整復科学生トレーナーの方々に厚く御礼申し上げます。

今大会は、オープン参加であることや交流試合でのレッグサポーターの着用義務化への移行、U13ルールの年齢による段階的なルール制限など、試合参加へのハードルを低くしたことが影響したのか、参加人数が第1回の神奈川県大会から数えてこれまで8回開催した大会の中で2番目の人数である73名、試合数も全60試合と大変盛会となりました。

試合内容については、それぞれのクラスで好試合が多数みられましたが、特に一般部空道ルールの若い年齢層の選手達の勢いと情熱溢れる試合ぶりと、U16クラスの、U13を経て向上、充実してきた技術と体力が印象的でした。

運営側の時間配分のミスで閉会式を大急ぎでやらざるを得ず参加者、殊に入賞者には大変申し訳ないことをしてしまいましたが、そのミスを補って余りある素晴らしい試合内容でした(と運営者側が言うのはどうかとは思いますが笑)。

今後もより一層安全面に配慮しながら、参加者数の増大、ひいては東京都下、神奈川県地域の空道の普及、発展に寄与貢献できる大会を目指していきたいと思います。

押忍

塾長談:レッグサポーター着用については、先の第72回全国運営会議で着用を義務付け(※)、取り敢えず参加者が増えるかどうか1年掛けて見てから最終的に決定しよう」となって実施され、それが実際の参加者増につながったものとみられる。
しかし、昔話をする気はないが、古参の弟子(フルコン経験者)なら当たり前に知っていることだが、「脛は初めから素足でやっていれば3(6?)か月もすれば、痛みを感じなくなる」んだが…。

そういっても「いずれは全日本大会に!」と思っている者でもない限り、現実に地味な脛の鍛錬を忌避する者が多く「脛を鍛えてから試合に出よう」という者は減っているからの措置だが・・・・。

ただ、本当は上記したように「脛は鍛えられる」ものだ。それを今よく使われている、プロレスなどで使われてる「分厚くて脛に殆ど痛みを感じない」ようなサポーターを使っていると「いつまでたっても脛は強くならない」。最低限、指定の脛サポ着用は厳重に守らせるように。

これは拳に関しても言えるのだが、普段は拳を完全に防護するパンチンググローブで柔らかなサンドバッグやパンチングミットでパンチの練習をして、試合ではそれより薄いフィストガードで、ずうっと固いNHGを殴るのでは拳を怪我して当然である。

所が今の時代、そうなったからと言って「やはり脛や拳を鍛えなくては」とはならずに、逆に「だから脛や拳を保護するものが必要だ」という方向に行く!!

空道は「路上の現実(護身)に対応できるように」という事で生まれた武道である。イザとなった時にサポーターのない脛で蹴ったり、フィストガードのない拳で殴って怪我をしないわけがない。

かと言って、忙しい現代、昔のように巻き藁をつけとか、砂袋を蹴れ!と言ってもそこまで回す時間がない。ではどうするのか?

それが練習時にはより薄い脛サポで練習することであり、普段のパンチの練習では軍手等の薄いもので拳の皮膚を守りながら(=拳をしっかり握る癖もつく)、技術練習と部位鍛錬を同時にする練習法である。よく考えて頂きたい。

※これについては別稿で

横浜北支部 支部長
青木伊之