大会結果

2024北斗旗全日本空道体力別 関東予選&第6回関東地区空道交流大会

日時2024年03月17日(日)
会場新宿スポーツセンター

主管:新宿区空道協会

2024 北斗旗 全日本空道体力別選手権 関東予選 結果

女子-220 優勝 大倉萌(大道塾吉祥寺支部)準優勝 宮梨江(大道塾総本部)

男子-230 優勝 月東玲真(大道塾草加支部)準優勝 龍野光海(大道塾草加支部)

男子-240 優勝 寺口法秀(大道塾横浜北支部)準優勝 谷井翔太(大道塾横須賀支部)

男子-250 優勝 飯田論(大道塾大宮西支部)準優勝 佐藤裕太(大道塾横浜北支部)

男子-260 優勝 麦谷亮介(大道塾行徳支部)準優勝 江刺家奨(大道塾総本部)

男子260+ 優勝 宮原穣(大道塾東中野支部)準優勝 遠藤誠(大道塾御茶ノ水支部)

第6回関東地区空道交流大会 結果

ビジネスマンクラス軽量の部 新人戦 優勝 椛澤正人(大道塾三鷹支部)

ビジネスマンクラス中量の部 新人戦 優勝 鈴木賀久(大道塾横須賀支部)準優勝 上野拓也(大道塾吉祥寺支部)

ビジネスマンクラス超重量の部 新人戦 優勝 栗田文穂(大道塾新ゆり同好会)準優勝 山口聡司(大道塾栃木南支部)

ビジネスマンクラス軽量の部 優勝 窪田実(大道塾横浜北支部) 準優勝 小林正道(大道塾長岡支部)

ビジネスマンクラス中量の部 優勝 今田知宏(大道塾行徳支部)準優勝 柿澤雄二(大道塾新宿西支部)

ビジネスマンクラス軽重量の部 優勝 矢間啓三(大道塾杉並支部)準優勝 小林一也(大道塾吉祥寺支部)

ビジネスマンクラス重量の部 優勝 宮﨑弘人(大道塾つくば同好会)準優勝 村野智之(大道塾行徳支部)

一般男子軽量の部 新人戦 優勝 市川浩文(大道塾総本部)準優勝 岩渕莞人(大道塾早稲田大学準支部)

一般男子中量の部 新人戦 優勝 陳友斌(大道塾小岩支部)準優勝 高橋太一(大道塾水戸支部)

一般男子重量の部 新人戦 優勝 牛島実(大道塾行徳支部)

一般男子の部 優勝 新井大輝(大道塾御茶ノ水支部)準優勝 瓜生敢(大道塾大田支部)

U7男子 新人戦 優勝 内藤璃大(大道塾新宿西支部)準優勝 氏家豪心(大道塾新宿西支部)

U9男女軽量の部 新人戦 優勝 矢野陽太(大道塾大田支部)準優勝 田中瑠(大道塾総本部)

U9男女重量・U10男子混合の部 新人戦 優勝 根本理来(大道塾新宿西支部)準優勝 新井結人(大道塾新宿西支部)

U12男子軽量の部 新人戦 優勝 木内桜士朗(大道塾香取同好会)準優勝 境竜樹(大道塾高尾支部)

U12男女中菱の部 新人戦 優勝 阿部謙心(大道塾日立支部)準優勝 後藤杏(大道塾総本部)

U12男子重量・U16男子軽量混合の部 新人戦 優勝 大谷来希(大道塾香取同好会)

U19女子・一般女子混合の部 新人戦 優勝 海発千洋(大道塾新潟支部)

U19男子の部 新人戦 優勝 塗茂幹大(大道塾新潟支部)

U9男子軽量の部 優勝 酒井悠翔(大道塾大田支部)準優勝 木下陽雄(大道塾総本部)

U9男子重量の部 優勝 小島由路(大道塾新宿西支部)準優勝 根本燎(大道塾総本部)

U10 男子軽量の部 優勝 吉田真風(大道塾総本部)準優勝 佐藤獅(大道塾総本部)

U10 男子重量の部 優勝 大森奏(大道塾総本部)準優勝 早川斗騎(大道塾新宿西支部)

U11 男子軽量・U12女子混合の部 優勝 鶴谷匠海(大道塾総本部)準優勝 平林己知(大道塾総本部)

U12男子軽量+U12男子重量+U13男子軽量 優勝 小渡博貴(大道塾新ゆり同好会)準優勝 早川拳志郎(大道塾新宿西高尾支部)

U11男子重量の部 優勝 酒井駿太郎(大道塾大田支部)準優勝 岡田凌太朗(大道塾新宿西支部)

U13男子重量混合の部 優勝 内藤雄星(大道塾新宿西支部)準優勝 吉田琉雅(大道塾草加支部)

U16男子軽量の部 優勝 金澤健吾(大道塾大田支部)準優勝 藤代天(大道塾長岡支部)

U16男子重量の部 優勝 佐藤大峨(総本部)準優勝 藤代秦(大道塾長岡支部)

U19男子軽量の部 優勝 青木秀真(総本部)準優勝 石川佳真(大道塾横須賀支部)

U19男子中量の部 優勝 佐川陽人(大道塾香取支部)

U19男子重量の部 優勝 小笠原悠弥(大道塾大宮西支部)

 

リポート

 

2024年3月17日(日)、東京都豊島区・雑司ヶ谷体育館にて開催された、2024全日本体力別の関東地区予選のエントリーは43名。コロナ問題が完全には収束していないこともあってか、まだまだ、コロナ問題が起きる前よりは出場者数が少ない状況だが、一方で、同時開催された交流大会では、一般やシニアで12カテゴリーが実施され48名がエントリー、ジュニアで23カテゴリーが実施され76名がエントリーしていた。技術レベル×年齢・性別×体重(もしくは身体指数)によって合計で41に細分化されたカテゴリーにおいて、167名がエントリーしたというかたちは「ジュニアからシニアまで裾野が広がり、その上部に北斗旗全日本予選が存在するという理想的な競技人口ピラミッドが出来上がってきた」と捉えることができる。一方で、トップ(北斗旗全日本や世界選手権)を狙うカテゴリーの競技者人口が減っていくようであれば、やはり問題ではある。他のスポーツをみても「ビギナー層は人口が多いのに、それ以外では、ごく少数のトップを狙える立場の人材が競技を継続しているのみで、中間層が薄い」といった競技層のドーナツ化現象が起こったことで、競技普及・競技レベルの向上が妨げられているケースは多い。レベルに応じてカテゴリーを細分化した大会の実施回数を増やすこと、より出場しやすいエントリー方法の構築、より出場しやすい大会開催日・時間の設定、結果や試合映像をSNSで拡散し選手のモチベーションを高めること……など、運営サイドには自他共栄の慈愛に満ちた施策を求めたい。

大道塾御茶ノ水支部 支部長 朝岡秀樹

全日本体力別予選、入賞者。上列左から佐藤、飯田、江刺家、麦谷、遠藤、宮原。前列左から宮、大倉、龍野、月東、谷井、寺口

-230。決勝で、同じ道場の後輩・龍野(青)を腕十字で下した月東が労いの言葉を掛ける

 

-240決勝。後ろ回し蹴りで谷井を攻める寺口(青)。本戦は旗判定2(寺口)-1で延長に突入したが、寺口が右フックで効果を2つ奪い、勝利を決めた。

-250決勝。19歳にして3試合を勝ち抜き決勝進出を果たした佐藤(白)からマウントパンチで2度、効果を奪った飯田が完勝。スピードと打撃フォームの美しさを誇るジュニアクラス出身者を、ベテランがインサイドワークで丸め込んだ、空道ならではの面白さに満ちた試合だった。

-260決勝。江刺家(白)から、右ストレート、左フック、右フックでそれぞれ効果を奪った麦谷が、3ポイント先取によって試合をストップさせた(全日本予選においては、本戦へ向け、ダメージの蓄積を避けるため、片方の選手が3ポイントを獲得した時点で試合が終了となる)。

 

270+決勝。フルコンタクト空手において全日本を制した宮原(白)が腕十字で一本を奪取!

女子-220リーグ戦。大倉(青)が得意の上段前蹴りで宮をのけ反らせる。旗判定4-0で勝利。

 

午前中の2時間ほどを割いて実施したジュニア部門の入賞者。少年少女の付き添いのために休日に試合会場に足を運ぶ父兄の負担を考えて、ジュニアはジュニアだけで時間枠を取って大会を実施し、集合から解散までの時間を短く収めたことは、競技普及に繋がるホスピタリティーといえよう。